祥吉のこだわり | 赤穂ブログ | 赤穂温泉 | 貸切風呂と露天風呂が人気の温泉旅館 祥吉

空室検索CHECK

赤穂ブログ

以前にもご紹介しましたが、祥吉のお風呂棟は木造り
敷地内の一番眺めのいい場所に造ったお風呂は、敢えて木造で建てられた風情ある造り。

「このお風呂には本物が良く似合う」
個人的にそう思っています。

そこに使われているものは、日本古来からあるものを多用しています。
壁は塗り壁であり、床は畳や籐を使い、天上に渡る梁には大きな丸太が使われています。

現在の建築材料ではこれを全て”らしく”見せる事も可能です。
壁はクロスを使う事が可能ですし、畳はナイロンで出来た畳があり、籐の床は同じくナイロン製の物があり、建築は工法の進んだ派手な建築が可能です。

でも、祥吉のお風呂はその逆を行っているお風呂。
入り口に敷かれた畳は、日本産のいぐさを使っています。
もちろんナイロンのそれよりは耐久性で劣っていますが、何より足触りが気持ち良い。
そして、脱衣場に敷かれた籐タイルはこれも天然物を使っています。
日焼けをし、色が変色しますが、裸足で歩く場所であるからこそ自然のままの風合いを残す事を優先しています。
そして、木造りのお風呂は、木の肌が見える優しい空間が広がります。

経年で、変わり行く感じをどれだけ上手く見せて行くかが私たちの課題でもあると感じています。
私達がこれからも守るべきこだわりとしてこの浴場の空気感を作っていきます。

赤穂ブログ

2014年5月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
前月 翌月

アーカイブ

バックナンバー

ページトップへ