赤穂ブログ
憧れのお宿から
- 2016/08/31(水) 祥吉の気になるお店編
一昨日、私が憧れ尊敬するお宿で一夜を過ごしました。
年に一度はここに来て、このお宿の空気を吸う事にしています。
私が祥吉を始めた頃、このお宿の社長様と出会ってから私の旅館像は大きく変わりました。
全てにおいて旅館をとらえる時の考え方の根幹をこのお宿から学ばせてもらいました。
私の旅館を作っていく原点のお宿と言っても過言ではありません。
この度も以前から気になっていたお部屋をくまなく見せて頂きました。
画像は、坪庭の光を取り込むお部屋。
光が差し込むと、はめ殺しの障子に優しい光が差し込んでいきます。
昼、夜、そして朝、刻々と表情を変える様にこの空気の心地良さとお部屋の深みを感じました。
こんな事を館内の色々な場所で感じる時間は私にとって大事な時間です。このお宿の成り立ちや歴史を自分なりに解釈することで何とも言えない気持ちの高ぶりを覚えるんです。
そして、今回もそのエッセンスを一杯もらうことが出来たように感じています。
これから祥吉に注いでいかねばなりませんね。