JR赤穂線を利用して興味をひかれるのは人口に比して寺院の数が非常に多いことです。
車窓から眺める景色で、大きな屋根の寺院を囲むようにして集落が配置されています。
この景色はまさに昭和30年代の日本そのものです。
更に興味深いことは、お寺が幼稚園を併設している例があることです。
幼児に仏法の教えを交え教育しているため、祖先を敬い、隣人を扶助することが自然に備
わり成人したら、特に冠婚葬祭や節目を大切にする風習があります。
好例が新嘗祭にちなむ村祭り。この日は休校となり子供を中心に各地で山車や獅子舞で
賑わい、大人が付き従うのです。
グローバリズムと称し拝金主義が横行する世にあって、赤穂では「敬天愛人」という言葉
が死語にならず、頑なに良き伝統を守っています。
ご法要で親戚が久しぶりに顔を合わせ互いの近況を語り合う。子供たちがはにかみながら
食卓を囲み、やがて近くの神社で遊ぶ。そして招かれた友人たちが懐かしい方を偲び一献
酌み交わし昔を語り合う。実にいい光景です。
吉では当地で開業以来数々のお手伝いをさせていただいておりましたが、ご法要向けに
特別なプランを怠っていました。
ここに反省を込め皆様に法要プランを披露させていただきます。 |